気になったからD言語のGUI構築環境を作ってみる。(2008/05/18 修正版)

やり直したら色々と不安な所が出てきたので、加筆修正させて頂きました。



まず材料集め。

DMD(Ver 2.013)を取ってくる
http://www.digitalmars.com/d/2.0/changelog.html

DMC を取ってくる。
http://www.digitalmars.com/d/2.0/dcompiler.html#Win32

Entice Designer(Ver 0.8.5.02)を取ってくる。
http://www.dprogramming.com/entice.php

DFL(dfl-20080427.zip archive)を取ってくる。
http://wiki.dprogramming.com/Dfl/Snapshots



次にインストール。
(以下僕の環境で書くけれど、各々任意の場所で設定してください。)

  1. DMDを解凍する。("\dmd.2.013")
  2. DMCも解凍して、できた"\dm"フォルダを丸々"\dmd.2.013\dm"に上書き。
  3. 出来上がった"\dmd.2.013"を"\dmd"にリネームし、"C:\Installed_Programs\"以下に移動。
  4. 環境変数PATHに"C:\Installed_Programs\dmd\dmd\bin"と"C:\Installed_Programs\dmd\dm\bin"を加える。
  5. PCの再起動。
  6. DFLを解凍して、できた"\bin","\import","\lib","\packages"フォルダを"C:\Installed_Programs\dmd\dmd"以下に上書きする。
  7. コマンドプロンプトで【>cd C:\Installed_Programs\dmd\dmd\bin】と入力してディレクトリ移動。
  8. 【>dfl -i】と入力してDFLのパスを設定する。
  9. 【>dfl -dfl-build】と入力してDFLをビルド。(←ここか難所)
  10. Entice Designer を解凍して、できた"\Entice"を"C:\Installed_Programs\dmd"(注、"\dm","\dmd"があるフォルダと同じ階層)に移動。
  11. Entice Designer で適当なフォーム(myform.d)を作って保存。
  12. Menu->Project->Compile Command... に "dfl myform.d -gui" と入力。
  13. Compileする。(F7)

これでmyform.dと同じフォルダに.exeが出来て、実行してウィンドウが出れば完璧!



このインストール作業は、それぞれの材料のバージョンが上記の場合にしか動作確認をしていません。

現時点のDMD最新版である"Ver 2.014"でセットアップしようとしても、DFLのビルドでこける。
(僕はそれで環境の入れ直しをする羽目になりました・・・)

さぁ、Let's D Programming!